
「マットレスに掃除機やファブリーズしてるけど、とにかく刺される!」
「殺虫剤や捕獲剤などは怖いから頼りたくない」
「ダニアレルギーなので、ベッドのダニを駆除したい」
マットレスってダニ対策が
本当に難しいですし
「どうしたらいいかもう、わからない」
なんて、ことも多いのではないでしょうか。
ではどうすればいいのかというと
マットレスも
ダニ対策の基本通りに・・・
「退治・掃除・防止」
この3つのステップで
再発しないように、対策するのが
大切なんです。
「毎朝起きるとかゆくておかしくなりそう!」
なんて方もいらっしゃるかと思いますので
すぐにできるマットレスのダニ対策や
その後の再発防止について
順番に解説したいとおもいます!
コチラの記事でわかること
- マットレスのダニ退治方法
- マットレスのダニ予防方法
- マットレスにも効果的なダニ捕りロボの口コミ
マットレスのダニ退治方法

まずは
マットレスや寝具に繁殖した
ダニを駆除しましょう!
ではどうやってダニを殺すかというと
「熱と乾燥」です。
コレ以外ではダニはしぶといので
まず死なないと思っていいです。
そうなんです。
マットレスだと熱に弱い素材もあるので
お使いのマットレスによっては
即効性のある駆除が出来ない可能性があります!
ですので
お使いのマットレスに合わせて
対策ができるように、
いくつかご紹介していきますね。
マットレスのダニ駆除のポイント
- ダニを殺すには「熱と乾燥」
- 熱での対処は即効性があるけど、素材によってはNG
- 乾燥での対処は即効性がないけど、どの素材でもOK
マットレスクリーニングを頼む

まずは、速攻でダニとおさらばしたい人に
おすすめなのが・・・
マットレスクリーニングです!
これはなにかというと
マットレス専門のクリーニング業者の方に
綺麗にしてもらえるサービスです。
これは本当に効果が高くて
ほぼダニを駆除できます。
なにより
全部おまかせなので楽でいいです!
ごっそりと長年の汚れやダニが
たった数時間ですっきり取れるので、
気持ちがいいですよ。
この方法であれば
ダニの「退治・掃除」の両方が
いっぺんに完了するので
今後は再発しないように予防だけ
していけばOKです!
ですが、
マットレスの素材によっては
クリーニング出来ない場合がありますので
事前に業者に確認をしてみてください。
マットレスクリーニングの難点
- マットレスの素材によっては、NG ※高温洗浄が多いため
- クリーニング代が高い
クリーニング可能な素材
クリーニングOK | ボンネルコイル ポケットコイル 高密度連続スプリング 高反発ファイバー |
クリーニングNG | 低反発ウレタン 高反発ウレタン ラテックス |
クリーニングをお願いするときは
お使いのマットレスの
メーカーや素材をお伝えして、
いくつかの業者に
見積もりをお願いしてみてくださいね。
クリーニング代の目安
マットレスサイズ | 一般的な価格 |
シングル | 9,000〜12,000円 |
セミダブル・ダブル | 12,000〜15,000円 |
クイーン・キング | 15,000〜20,000円 |
ベビー・キッズ | 7,000〜10,000円 |
おおよその相場はコレくらいだそうです。
「何時間も掃除機をかけたり
拭き掃除したりしても
全く効果がでなくて、疲れ果てた・・・」
なんてことになるなら
ささっとお願いしてみるのも
アリかなと思います。
気になる方は
コチラからお近くのクリーニング業者を
探してみてくださいね。
側生地(カバー)を高温乾燥機にかけて洗濯する

マットレスによっては
側生地(がわきじ)カバーのことですね
これが取り外せるタイプがあるので
高温乾燥機にかけてから、丸洗いしちゃいます。
高温乾燥機は
コインランドリーだと
70~80℃の高温が出ますので
ダニを「熱・乾燥」で駆除できます。
その後は丸洗いすれば
ダニの「死骸やフン」は水溶性(水にとけやすい)
なので、洗い流せます。
こちらの方法も
ダニの「退治・掃除」の両方が
できるので、効果が期待できます。
側生地を洗濯する場合の難点
- 側生地の素材によっては、高温乾燥機がNG
- 乾燥機をかけることで生地が縮む可能性がある
カバーの素材によっては
洗濯機や乾燥機がNGのこともあるので
洗う前によく確認してみてください。
布団乾燥機を使って熱と乾燥で駆除する

布団乾燥機の「熱と乾燥」でダニを
駆除する方法です。
ダニは高温に弱いので
50℃で20~30分
60℃だとすぐに死滅します。
布団乾燥機でこの温度まで
加熱して、退治するんですね。
これには
効果的にダニを駆除するための
ポイントがいくつかあります。
布団乾燥機をかけるポイント
- 1時間ほど部屋暗くしてから、乾燥機をかける
※ダニは夜行性なので暗くしておびき出す - ダニが感じられなくなるまで、朝晩2回づつ数日行う
布団乾燥機も
熱を加えるので、マットレスの素材によっては
傷めてしまいます。
熱に耐えられる素材か
メーカーに問い合わせてみるなど
確認してから行ってくださいね。
布団乾燥機の難点
- 熱に弱い素材は布団乾燥機もNG
- マットレス全体を高温に出来ないと
温度の低い方へダニが逃げてしまう可能性がある - ダニの死骸やフンは後から取り除く必要がある
殺虫剤を使って直接駆除する

今すぐにでも
ダニを駆除したい、緊急事態!
そんなときは、
即効性のある殺虫剤を使用するのも
一時的ではありますが効果的です。
ただし、
必ず「ふとん・マットレス対応」と
明記されているものを使ってください!
直接肌にふれる寝具ですし
化学薬品に敏感な方もいらっしゃると
思いますので、使う時は
マスクをしたり、使用量を減らしたり
注意が必要です。
殺虫剤を使用するときの注意
- スプレー、くん煙剤などは表面に効果はあるけど
マットレスの内部までは届かない - 直接マットレスに刺して使うタイプは
ダニが反対側へ逃げてしまう可能性がある - 化学薬品なので、小さな子供やペットが
いるご家庭では控えたい - 使用後はダニの「死骸とフン」を掃除する必要がある
あくまでも
緊急時の一時的な対処といった
使い方でしょうか。
ダニ捕りロボを使って長期的に退治する

ダニ捕りロボというのは
置いておくシートタイプの
ダニ対策グッズです。
こちらは基本的に
置いておくだけでOKなので簡単です。
仕組みは、誘引剤で
ダニを生きたまま集めて
閉じ込めて、乾燥死させます。
ダニを中に閉じ込めるので
死骸やフンを外に出さずに
捨てられるのがポイントです。
そして
中に閉じ込めたダニは
100%退治しちゃいます!
ただし、
即効性がないのが難点です。
ダニが集まるまでにおおよそ
2~3週間ほどかかるので、それまでは
なかなか効果が感じられないかもしれません。
使い方はこちらの動画で解説していますので
気になる方はごらんください。
効果が感じられるまで
時間はかかりますが
マットレスの素材を選ばずに使用できますので
とりあえず、置いておくだけでも
良いかもしれませんね。
防ダニ寝具を使って、シャットアウトする

防ダニ加工された
マットレスカバーを使用して
ダニが直接、肌に触れないようにガードする
のも、非常に効果的です。
防ダニ加工の中でも
高密度繊維や
マットレスプロテクターなどの
ダニが入り込めない素材で出来ているのが
オススメです。
お手入れも簡単で
防ダニ加工されたマットレスカバーの
表面にしかダニが居ないので
コロコロしたり、
掃除機で吸えば落ちますし、
定期的にお洗濯すれば
清潔に保てて、
ダニを寄せ付けません。
ただ、お値段が高いのが
唯一の難点なんですけどね・・・
マットレスからだけじゃなく
お布団などの寝具からもダニが
移ってしまうので、
寝具周り全体で
使用するとより効果的です。
評判の防ダニ寝具
- ミクロガード(プレミアム)
- ダニゼロック
- ダニ刺され対策に生地表面からのダニ通過率0%の布団【ディーガード】
マットレスのアレルゲンを掃除機で吸い取る

ダニが駆除できたら
残ったダニの「死骸やフン」を
取り除く必要があるんです!
じつは、寝る時に
くしゃみや鼻水がでたり、急にかゆくなったり
そういったアレルギー反応の主な原因が
このダニの「死骸やフン」なんです。
気分的にもとても
キタナイので、
掃除機でしっかり吸い取りましょう!
目安はだいたい
マットレスの裏表を
1~2分づつかけて、
ゆっくりと掃除機をかけます。
ちょっと面倒ですが、
快適な睡眠時間を取り戻すために
ガンバりましょう!
お布団専用の
掃除機やノズルヘッドを使うと
吸引力が違いますので、
より効果的です。
ちなみに
ファブリーズをかけても
ダニは死にませんし、
死骸やフンも残っているので
ニオイ消し目的以外は
あんまり効果ないんですね。
マットレスのダニ繁殖を防ぐ方法

実は、一番大事なのが
ダニの繁殖を防いで、予防することなんです。
ポイントは
「乾燥とエサを与えない」です。
でも
毎日毎日、何時間も掃除なんて
やってられませんよね・・・
なので、
比較的カンタンにできる
予防方法をいくつか
ご紹介していきますので
「コレならできるかも?」
と、思える
できそうなことから
コツコツと続けていければ
いいと思います。
マットレスだけじゃなく寝具も乾燥させる

ダニはすっごく乾燥に弱いです!
つまり
マットレスや寝具の湿気を取ることで
ダニの繁殖を抑えられます。
人って寝ている間の一晩に
コップ一杯分の汗をかくそうです。
コレって結構
お布団びちょびちょですよね?
なので湿気取りが大事なんですね。
これから紹介するのは
日々の生活のなかで
ちょっとした手間をかけるだけで
出来ますので、
やってみてくださいね。
ポイントは
ちょっとした寝具の換気です。
けっこう色々紹介しますが
全部やろうとしなくても大丈夫です。
できることから
やってみればOKですよ。
マットレスを定期的にひっくり返して使う
マットレスの湿気とりは
3ヶ月か半年に一度くらいの頻度で
裏返して、使ってみてください。
大抵のマットレスは
裏表つかえるタイプだと思いますので
交互につかって、片方の面に
湿気が偏らないようにします。
朝、掛け布団をめくっておく
朝起きたら、掛け布団を
半分くらいめくっておきます。
1日置きに、枕側と足元側を
交互にめくっておいて、
お布団の湿気を逃します。
マットレス上のお布団を
毎日上げ下げしたり、干したりは
たいへんですけど、
めくるだけなら、カンタンなので
やってみてくださいね。
布団を陰干しする
お布団の湿気をしっかりと
取りたい時は、掛け敷きどちらも
陰干しをして、乾燥させてください。
可能であれば、週に1回3~5時間ほど
お昼過ぎの乾燥した時間帯に
行うと効果的です。
毎日の、
お布団をめくるだけでは
なんだか湿っぽいなぁ
と思ったら、
干すのでもいいと思います。
陰干し用の、ふとん掛けが
ないときは、PCチェアーみたいな
椅子に掛けて干すのでも大丈夫です。
マットレスを立て掛けて干す
マットレスをベッドの上に
横向きでいいので
立て掛けておくだけで湿気を
逃がすことが出来ます。
目安は2週間に1回くらいの
頻度が効果的です。
重くてむりだよー
という方は、
マットレスとベッドの間に
本などを挟んで、
そのスキマに送風機で
風を送るのでもOKです。
それでも難しいなら
頻度を減らしてもいいので
まずは、チャレンジしてみましょう!
布団乾燥機で湿気取り
ダニの駆除でも活躍しましたが
熱に強い素材であれば
布団乾燥機で、
湿気を取り除くことが出来ます。
目安は週に1回くらいの頻度ですが
難しければ、
月に1回くらいでも
いいと思います。
ダニはお布団から
マットレスへ移動することが
多いので、一緒に
布団乾燥機に掛けちゃうと
楽でいいですよ。
換気をして、お部屋全体の湿気を逃がす
マットレスの湿気は
お部屋全体の湿気にも影響を受けちゃいます。
なので、毎日15~20分くらい
午後の乾燥した時間帯に換気をして
お部屋の湿気を調節します!
冬場は特に
外が乾燥した空気ですので
ちょっと換気するだけで
湿度がぐっと抑えられて効果的です。
夏場はどうしてもじめじめ
しちゃいますので
エアコンのドライ機能や除湿機で
調節してみましょう。
湿度の目安は
ダニの繁殖が抑えられて
徐々に死滅し始める
50%前後に保つのが理想です。
マットレスとベッドの間を除湿対策
マットレスとベッドの間を
ほっておくとすぐに湿気ってしまい
カビの原因にもなり、危険です!
いくつか対策があるので
できそうなものを選んでみてください。
マットレスとベッドの間を除湿する方法
- マットレスの下にすのこを敷く
- マットレスの下に除湿マットを敷く
- ベッドフレームがすのこ状の物を選ぶ
ベッドフレームと
マットレスが一体化しているタイプは
除湿付き敷きパットをマットレスに
敷くのでもOKです。
ベッドシーツはこまめに交換する
寝ている時の汗は
ベッドシーツが吸ってくれているので
こまめに交換すれば
マットレスに湿気が移るのを防止できます。
目安としては週に1回は交換して
洗濯しましょう!
夏場の汗をかきやすい時期や
体質的に汗をかきやすい方は
3日1回くらいが理想的です。
ちょっとしたことなのですが
ダニがどうしても気になる方は
シーツを交換するとき・・・
そっと、交換してください。
そーっとです。
シーツの表面にいるダニやホコリ
アカといった、汚れをマットレスに
移さない様にするんですね。
ベッドの位置を見直して、湿気が溜まらない場所へ
ベッドは壁から最低でも
10cm以上離して置くと
風の通りができて、湿気が逃げやすくなります。
窓のすぐ側も
結露してしまった場合に
湿気をがっつり吸ってしまいます。
できるだけ、
窓際や壁際は避けて、
ベッドの位置を
見直してみてください。
寝室の位置はとくに
北向きの部屋など、湿気がこもりやすい
構造のマンションが多いので
気をつけたいところなんですね。
寝具の洗濯とこまめな掃除(ダニのエサ取り)

除湿の対策がばっちり出来たところで
今度は、
ダニのエサをなくしちゃいましょう。
それには、こまめな
お掃除と寝具の洗濯です。
ぱっと見なんか大変そうですが・・・
ダニのエサって
人のフケやアカ、ホコリなんです。
なので
ちゃんと清潔にしていれば
それだけで大丈夫です。
目安としては週に1回、
掃除機をかけてあげて
一緒に、枕・布団カバー、シーツを
交換すればOK!
特に、枕ってすごい
ダニが好きな環境なので、
しっかりお手入れしたほうが
良いかもです。
コチラの記事で
枕のダニ対策について
ご紹介していますので、よかったら
参考にしてみてくださいね。
ダニ捕りロボを置いておくだけ


ダニ捕りロボは
もともと、ダニの繁殖を抑える目的で
開発されたダニ対策グッズなので
他の対策を合わせて
使ってみると効果的ですよ。
気になるのは本当にそれ効くの?
だと思いますので、
実際に使用してみた方の口コミを
いくつかご紹介します。
参考にしてみてください。
化学性の殺虫成分が使用されておらず
40代男性 使用期間:約6か月間
天然成分由来なので
素手で触っても身体への有害性が低くて
安心感があります。
ベッドマットレスとキルティングの間に
設置して約6か月間の使用で
それまで感じていた
ダニ刺されによる悩みが軽減されました。
寝室でダニに刺されるため、
マットレスと布団の間に敷いて使用しました。1カ月程度程度試しましたが、
20代女性 使用期間:1ヶ月程度
多少刺されなくなった感じがしました。
率直な感想として、
50代男性 使用期間:半年間、冬から梅雨前まで
セット後に刺されなくなりました。
効果ありとおもいます。
ただ、セット後即効果ではないです。
数週間経過後に感じるくらいです。
特に悪いことはありませんが、
コスパに難ありかなとおもいます。
マットの下に貼るだけですごい簡単で、
20代女性 使用期間:約3ヶ月程度
子供がダニによって体が痒くなったりすることが
なくなったのでよかったです。
マットの下とかに貼れるので
人が来ても目立つことなくいいです。
マットレスプロテクターでダニをシャットアウト


ダニ駆除のところでも
ご紹介しましたが、
防ダニ加工された寝具や
マットレスをダニから守る
プロテクターはダニの繁殖を抑えるのにも
非常に効果的です。
防ダニ寝具のタイプ
- 防ダニの薬剤が入っていてダニを避ける
※薬剤に有効期限がある - 高密度繊維を使用して、ダニをマットレスへ入らせない
- 防湿性の層があり、水分やダニを一切通さない
※寝心地が変わることがある
ダニの侵入を防ぐタイプであれば
表面にしかダニが居なくなるので
お手入れは、
週に1回のお洗濯くらいで
大丈夫ですし、長持ちします。
初回費用はかかりますが、
長期的に見れば、
ランニングコストは
お得かもしれませんね。
マットレスのダニ対策まとめ


マットレスのダニ対策について
ご紹介してきましたが
いかがだったでしょうか。
マットレスのダニ対策
- 即効性のある駆除はマットレスクリーニング or 防ダニ寝具
- 時間をかけての駆除はダニ捕りロボ
- ダニが繁殖する前に予防を「乾燥とエサの除去」
一度マットレスに
ダニが繁殖してしまうと
実際問題、相当の出費と労力が
かかってしまうんです・・・
ですので
出来る限り、
ダニが繁殖しないように予防を
こつこつとして
大事に使っていきたいですね。
毎日の予防はたいへんですが
ダニ捕りロボなら
置いておくだけでいいので
お忙しい方にもオススメです。
よかったら、導入を検討してみてくださいね。
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